給食に合わせた夕食献立 (令和7年8月16日~8月31日)

給食の栄養士提供している給食に合わせたおすすめの夕食献立を考えました。

日付 献  立  名 (材料)
8/18(月) ささみとレタスの卵炒め
(鶏ささみ/レタス/卵/鶏がら/砂糖/塩/胡椒/片栗粉)
ゴーヤとじゃこのつくだ煮
(ゴーヤ/ちりめんじゃこ/砂糖/醤油/酒/みりん/酢/かつおぶし)
赤味噌汁
(豆腐/油揚げ/わかめ/かつおだし/赤味噌)
ご飯
味噌は、発酵の過程で徐々に色が濃くなり、赤褐色へと変化していきます。
これは「メイラード反応」と呼ばれる現象によるもので、メラノイジンという褐色の物質が生成されるためです。
メラノイジンには抗酸化作用があり、味噌の風味やうまみにもつながっています。
8/19(火) ポークチャップ
(豚肉/マッシュルーム/玉ねぎ/ケチャップ/ウスターソース/にんにく/コンソメ)
ポテトサラダ
(じゃがいも/胡瓜/ハム/人参/塩/胡椒/マヨネーズ)
モロヘイヤと卵のコンソメスープ
(卵/モロヘイヤ/コンソメ/醤油/塩/胡椒)
ご飯
ポークチャップは、骨付き豚肉を使う「ポークチョップ」をもとに、日本で独自に発展した料理です。
ポークチョップが骨付き肉を使うのに対し、ポークチャップは部位にこだわらず、さまざまな豚肉で手軽に作れるようになっています。
8/20(水) ドライカレー
(合挽肉/玉ねぎ/にんにく/しょうが/酒/カレー粉/ケチャップ/ウスターソース/パセリ)
コーンじゃが炒め
(じゃがいも/コーン/バター/塩/胡椒/パセリ)
コンソメスープ
(ブロッコリー/人参/コンソメ/塩/胡椒)
ご飯
ドライカレーに似た料理に「キーマカレー」がありますが、両者にはいくつか違いがあります。
キーマカレーは、ひき肉を使ったカレー全般を指し、汁気のあるものも含まれます。
一方、ドライカレーはその名のとおり、水分を使わないか、少量の水分で炒めるように調理するのが一般的です。
8/21(木) いかリングフライ
(いか/塩/胡椒/レタス/小麦粉/卵/パン粉/サラダ油/ウスターソース/とんかつソース)
パプリカの醤油炒め
(ベーコン/赤パプリカ/黄パプリカ/さやいんげん/醤油/酒/塩/胡椒)
きのこのけんちん汁
(しめじ/エリンギ/油揚げ/かつおだし/酒/醤油)
ご飯
パプリカは成熟の具合によって色が変わり、一番早く収穫したものが黄色、そこから熟していくと赤色になっていく。栄養面では熟した赤パプリカが黄色のパプリカよりビタミンが多くなっています。
8/22(金) 牛肉と夏野菜のレモン醤油炒め
(牛肉/片栗粉/ズッキーニ/パプリカ/にんにく/酒/醤油/レモン汁/オリーブオイル)
ブロッコリーのお浸し
(ブロッコリー/人参/かつおだし/醤油/かつおぶし)
うしお汁
(あさり/わかめ/酒/醤油/塩)
ご飯
レモンは料理に加えることで臭み消しの効果があります。
香りの成分であるリモネンが肉や野菜の臭みを和らげる効果もあります。
8/25(月) キスのにんにくホイル焼き
(キス/エリンギ/お酒/醤油/にんにく/胡椒/マヨネーズ)
人参とごぼうの黒ゴマ和え
(人参/ごぼう/醤油/砂糖/黒ゴマ)
クリームコーンスープ
(ハム/クリームコーン缶/玉ねぎ/牛乳/コンソメ/塩/胡椒/パセリ)
ご飯
ホイル焼きは、柔らかい魚の調理に適しており、崩れる心配がありません。
また、食材を包んで焼くことで蒸し焼き状態となり、香りや旨みを逃さずに調理できます。
8/26(火) 牛肉とセロリのクリーム煮
(牛肉/セロリ/エリンギ/玉ねぎ/小麦粉/サラダ油/コンソメ/酒/牛乳/塩/胡椒)
なすとトマトのマリネ
(トマト/なす/オリーブオイル/酢/塩)
とろとろスープ
(レタス/卵/鶏がら/ごま/片栗粉/塩/胡椒)
ご飯
「とろみ」をつけるのに使われる片栗粉は、膨潤性が高いため、しっかりとしたとろみをつけることができます。
8/27(水) スタミナ焼きそば
(中華麺/豚肉/ピーマン/ねぎ/人参/にんにく/オイスターソース/醤油/かつおぶし/青のり)
きゅうりともやしのナム
(もやし/きゅうり/醤油/砂糖/酢/塩/ごま油)
冬瓜の味噌汁
(冬瓜/人参/わかめかつおだし/味噌)
「スタミナがつく食材」としてにんにくがよく挙げられますが、にんにくだけを食べても効果はあまり期待できません。
ビタミンB1を多く含む食材と一緒に摂ることで、その効果がより引き出されます。
今回の料理では、豚肉がビタミンB1を豊富に含む食材です。
8/28(木) もやしの肉みそがけ
(豚ひき肉/もやし/ねぎ/かつおだし/醤油/砂糖/味噌/片栗粉/ごま油)
里芋のガーリックチーズ焼き
(里芋/玉ねぎ/にんにく/チーズ/オリーブオイル)
そうめんの味噌汁
(そうめん/油揚げ/ねぎ/かつおだし/味噌)
ご飯
そうめんには栄養がないと言われることがありますが、実際にはエネルギー源となる炭水化物のほか、活性酸素から体を守るセレンや貧血予防に役立つモリブデンも含まれています。
8/29(金) うなぎの卵とじ
(うなぎ/卵/三つ葉/海苔/酒/うなぎのたれ/山椒)
セロリとなすの浅漬け
(セロリ/なす/梅干し/塩)
お麩のすまし汁
(麩/玉ねぎ/しめじ/かつおだし/醤油/酒/みりん)
ご飯
うなぎは栄養価が高く、ビタミンやミネラル、たんぱく質を豊富に含んでいます。
そのため、夏の疲れで体力が落ちやすい時期に食べるのに適した食品です。